3がつ11にち

震災直後、会津若松に妻と帰省した時のこと。人も活気も全くなかった街の様子は今でも心に寂しく残っている。色で例えるなら、薄灰色の世界。おそらく一生忘れない光景だ。

田原総一朗があるテレビ番組で、「震災は2度目の敗戦」と言っていた。最初の敗戦には世界情勢の中で生じた不可抗力も多少なりともあったとする反面、3.11の事故は日本人自らが作り出してしまった印象が強い。

僕は女優の高峰秀子が大好きなのだけど、彼女が地下鉄サリン事件を知り「日本人はどうして、こうもありえないようなことを起こしてしまうんだろう」とエッセイの中で嘆いていた。彼女の親友でもあった司馬遼太郎も「この国は滅びる」と警鐘した。今の政治情勢といい、戯言にはとても思えない。日本人特有の何かが、日本人自らの首を永い時間をかけて締め続けているのだろうか。

3月11日は、今一度考え直す、見直す、省みる、そんな日にもしたい。

 

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