もう始まっている。

小室哲哉さんの引退宣言が話題を呼んでいる。

僕は、(好き嫌いは別に)週刊誌を大々的に責めるのもなんか違うかなと思うし、小室さんが色々なご事情を考慮し、ご自身でご決断されたのが今回の引退であり、それ以上でもそれ以下でもない事だと、受け止めたい。

ところで、1959年という年、1950年代を席巻したロック・ミュージシャンが相次いで表舞台から消えた。エルヴィス・プレスリーの徴兵、バディ・ホリーの事故死、チャック・ベリーの逮捕。ロックはもう死んだと、誰もがそのブームの終焉を思った事だろう。しかし、その3年後、ロック・ミュージシャン達に憧れを抱いていたある4人の若者がイギリスでデビューする事となる。それがビートルズである。彼らに呼応するかのように、ロックに影響を受けた多くのバンドが、1950年代のロック旋風以上の大きなうねりを世界に轟かせることになる。

新しい息吹というのはどこかしかで、きっともう始まっている。

 

 

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御祖(みおや)酒造。

石川県羽咋市の御祖(みおや)酒造。

昨年、七尾のお寿司屋さんで偶然にもそちらの社長の藤田美穂さん&杜氏の横道俊昭さんと隣席になった。ミュージシャンしてますとお伝えしたら「僕も音楽のようなお酒が作りたい」と横道さん。

お寿司屋さんでは、遊穂(ゆうほ)というお酒を頂いたのだけど、口に含んだ瞬間は水の如く透き通った感触なのだけど、アナログディレイのように(?)じんわりと優しい香りが微かに鼻まで届いたかと思ったと同時くらいに柔らかく喉元を通りすぎ、その余韻は音楽に慰められたような感覚になった。で、伝わるだろうか?一言で、とても美味しい好きなお酒だった。

正月、土産に買った、ほまれの大吟醸を大事に頂いた。

 

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ちなみに”遊穂”というネーミングは、社長の名前の”美穂”と羽咋市は「”UFO”の街」、に因んで命名されたのだとか。そのセンスがまず大好き。

心からおススメ、御祖酒造。

http://mioya-sake.com

 

小林聡美のテーマ。

「やっぱり猫が好き」、テレビスペシャル版含め全シリーズのDVDを持っている。そのくらい大好きなテレビドラマである。

もう30年くらい前の番組だけど今でも全然楽しく観れてしまうのは、やはり”恩田三姉妹”を演じる、もたいまさこ・室井滋・小林聡美の女優としてのセンスと人間性によるものが大きいのだろうか。まったく古くささや嫌味を感じない。

恩田三姉妹の中でも、特に小林聡美さんが(顔も雰囲気も)ドストライクで、”恋してる”と叫びたいくらいに好きである。大好きである。大大大好きである。

小林さんのご出演する映画・舞台、もしくはドラマ・CM等の音楽を作らせてもらえたらなぁ。。。なんて、夢に思って幾年月。

というわけで、勝手に思いついて作りました。小林聡美のテーマ。その1。

短い曲ですが、拙いピアノで恐縮ですが。どうぞお聴き下さい。

あ〜大好きだ。

 

—2017.12.22 Update —

小林聡美のテーマ、その2。その1を少し拡大してみました。大分雰囲気が変わっちゃいましたね…。

 

曲の生まれる瞬間に立ち会えたら。

“Blackbird”はビートルズの曲としてあまりにも有名だが、その”Blackbird”を作ったポール・マッカートニーがウィングス時代に、”Bluebird”という楽曲をリリースしている。

この”Bluebird”はタイトルから見ても、おそらく”Blackbird”から派生して出来た曲なのではと憶測してしまうのだが、改めて”Blackbird”のサビをコードGm7で歌ってみると、なんと”Bluebird”の出だしと全く一緒のハーモニー(調は変えている)である事に気付く。

これは勝手な想像だけれども、おそらくポールは”Blackbird”を何気なく歌っていて、サビのコードを歌メロのモードに沿うように、FからGm7に変えて弾いて歌ってみたところ、とてもいい感じだったので、そこから”Blackbird”に関連する意味内容を歌詞として設定し、”Bluebird”を作ったのではないだろうか。

…なんて想像するととても面白いのだけれども、結局はただの偶然な気もする。でも、僕の想像が本当に”Bluebird”の生まれるきっかけだったとしたら、と考えるだけで、何だか楽しくなってしまうのだ。

 

視聴率の意義。

今年のNHK大河『おんな城主 直虎』が終わってしまった。昨年の『真田丸』も相当に楽しめたのだけど、正直個人的には「直虎」の方に軍配を上げたいくらいだ。

森下佳子さんの脚本の素晴らしさを基盤とした、俳優・スタッフの方々の輝きと言ったらなかった。菅野よう子さんの音楽も少々派手目だとは思うものの、大事なシーンでは映像を一切邪魔することなく支える側に回り、ある時は一切音楽をのせないタイミングを作る(最終回の直政元服のシーン。涙。)など、その手腕は脱帽ものだった。制作予算はきっと半端ないところなのだろうけれども、テレビドラマの教科書のような番組だったのではないだろうか。

視聴率がNHK大河史上”ワースト2位”だったという記事をちらっと見たが、視聴率が一体何を示すものなのか、それが少なくとも作品”内容”ではないということを証明したテレビドラマでもあった気がする。

ラヴェルのボレロはRadioheadのcreepと似た要素があると思った。

先日、N響定演にてあの有名なラヴェルのボレロを初めて聴いた。

スネア+フルートから始まり、様々な音色の組合わせが巡り巡ってフルオケへ。ある旋律をひたすら10分以上繰り返すだけの曲なのに、何という楽しさ。そして、アイデアだろう。という事をライブ演奏を観て聴いて初めて実感した。

往年人気がある音楽というのは何より人の心が宿っていて、それがきっと時代の人の琴線に触れるのだろう。コンサートを見ていて、僕の場合だけど、ふとRadioheadのcreepが頭に浮かんだ。シンプルな楽曲構成だけども、独特な楽しい表現方法。ライブで映える音楽として、似た要素がこの2つにはあるのかも知れない。

個人的にこの日のボレロの演奏中、特に心を持ってかれたのが、黒田英実さんのスネアだった。絶妙なテンポ&リズム、そして強弱。音色も優しいだけでなく、小柄で可愛らしい見た目と打って変わって堂々とクリアに響いていた。彼女のインタビュー記事によれば、1つの音へのこだわり、”音を繋ぐ”という事に心血を注がれているとのこと。なるほど、素敵だ。とても素敵だ!いつかご一緒できたら。バンドでぜひ合わせて頂きたい!…なんて欲望が出てきたりする。ボレロ演奏後、この日一番の拍手喝采が彼女に起こっていたように思う。

コンサートに実際に行って知った事なのだけど、この曲は途中でバイオリンやビオラをギターのように横に持って弦を弾く箇所がある。やはり実際に演奏を見る、ってのは音楽をより楽しむためにも、改めて非常に有効なんだな、と。

 

またもやフランスだよ。

ある映画を観て、とても音楽がいいな〜と思って調べたら、またもやフランスの音楽家だった。この人いいな〜と思ったのでフランス出身だったり、フランス人だったりってことが結構多い。

実は生まれて初めての海外がフランスのニースだったのだけど、あまり人も優しくない感じだったし、ご飯も(たまたま?)美味しくなったし、言葉が全く分からないし、止めにニース空港でガムくちゃくちゃしてたギャルっぽい荷物検査員の女の子に差別的な行為をされたってんで、あまり好かん国と思っていた。けど、やはりここまで自分が好きな音楽家がいるんであれば、もう少し寛大に受け入れる必要があるような気がしてくる。

とりあえずパリ行った事ないんで、行ってみたい。ニースとはやはり違うかな?ニースもきっと自分の思っているのよりも良いところなのだろうけど。